Google 翻訳 API キーの取得ガイド
Cloud Translation API を有効にして自分の API キーを作る手順です。初めてでも 10 分ほどで終わります。
API キーは必須ですか?
いいえ。なくてもアプリは動きます。 キーがなければ端末内で翻訳するので、インターネットも料金も不要です。
キーを入れると翻訳がより正確になります。Google Cloud のモデルのほうが端末内蔵モデルより優れているためです。より良い翻訳が必要な場合だけ以下をお読みください。
- 毎月 50 万文字まで無料 — 通常の使い方ならほとんど料金は発生しません。
- キーは端末内にのみ保存され、Google 以外には送信されません。
- 使用量の上限をご自身で決められます(ステップ 6)。
Google Cloud Console にログイン
まず Google Cloud Platform のアカウントが必要です。
- Google Cloud Console を開きます。
- Google アカウントでログインします。お持ちでなければ新規作成します。
- 初回は利用規約への同意と支払い情報の入力が必要な場合があります。新規ユーザーには 90 日間有効な $300 の無料クレジットが付与されます。
プロジェクトを作成
キーを作る前にプロジェクトを 1 つ用意します。
- 画面上部のプロジェクト選択メニューをクリックします。
- 「新しいプロジェクト」を選びます。
- 名前(例: Translate-Project)を入力し「作成」をクリックします。
- 自動で切り替わらない場合は、選択メニューから作成したプロジェクトを選びます。
Cloud Translation API を有効化
プロジェクトで翻訳 API を有効にします。
- 左メニューの「API とサービス」>「ライブラリ」へ移動します。
- 「Cloud Translation API」を検索して開きます。
- 「有効にする」をクリックします。
- 請求先アカウントの紐付けを求められたら設定します。無ければ新規作成します。
なぜ v2 なのか
Google は翻訳 API を 2 種類提供しています。
- Basic (v2) — API キーで認証します。本アプリはこちらを使います。
- Advanced (v3) — 用語集など機能は多いものの、API キーに対応しておらずサービスアカウント認証が必要です。
キーを貼り付けて使う本アプリに合うのは v2 だけです。
API キーを作成
API を有効にしたらキーを作成します。
- 「API とサービス」>「認証情報」へ移動します。
- 上部の「+ 認証情報を作成」>「API キー」を選びます。
- キーが表示されたらコピーして安全な場所に保管します。閉じても一覧から再確認できます。
- まだ閉じずに、次のステップで制限をかけます。
キーに制限をかける(必ず)
制限のないキーは、漏れた場合に他の Google サービスまで使われる恐れがあります。Google も制限の設定を強く推奨しています。
- 認証情報の一覧で、作成したキーの名前をクリックします。
- API の制限で「キーを制限」を選び、一覧から Cloud Translation API のみを選択します。
- 「保存」をクリックします。
補足
アプリケーションの制限(Android アプリ・IP など)は任意です。Android アプリで制限するにはパッケージ名と署名フィンガープリント(SHA-1)が必要で、一般の方には調べにくいものです。API 制限と使用量上限(ステップ 6)の 2 つで被害範囲は十分に狭められます。
使用量の上限を決める(推奨)
想定外の請求を防ぐ最も確実な方法です。
- 「API とサービス」>「Cloud Translation API」>「割り当てとシステム上限」を開きます。
- 文字数の割り当てを探して変更します。
- 月 500,000 文字を超えないようにすれば無料枠内で収まります。
キーが漏れたと思ったら
認証情報の一覧からそのキーを削除し、新しく作り直してください。削除すると即座に無効になります。
支払い設定の確認
Cloud Translation は使用量に応じて課金されます。
- 無料: 毎月 500,000 文字(毎月リセット)
- 超過分: 100 万文字あたり約 $20
- 最新の料金は Google の料金ページでご確認ください。
- 左メニューの「お支払い」を開きます。
- プロジェクトに請求先アカウントが紐付いているか確認します。
- 予算とアラートを設定しておくと、金額が増える前にメールで知らせてくれます。
使用量を見ておく
ときどき確認しておくと料金が読めるようになります。
- 「API とサービス」>「有効な API とサービス」へ移動します。
- 「Cloud Translation API」をクリックします。
- 指標タブで最近の使用量を確認します。
- 割り当てタブで残りを確認し、必要なら調整します。
始める準備はできましたか?
Google Cloud Console で上記の手順を進めてください。取得したキーをアプリの設定画面に貼り付ければ、すぐに使えます。
Google Cloud Console を開く